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2023年3月8日 お知らせ

【国際女性デー】Z世代の女性美容師が今、思うこと。

3月8日は「国際女性デー」。世界中の女性の権利を守り、さらなる活躍を支援する記念日です。近年は女性の活躍の場が増えている日本ですが、2022年世界経済フォーラムが公表するジェンダーギャップ指数では146か国中116位となり、まだまだ男性社会が根強いという事実もあります。

今回は、男性比率の高いヘアスタイリスト界で注目される次世代ヘアスタイリストVIEWS TOKYO佐伯 和佳(さえき わか)さんに「女性美容師として今、思うこと」「働く女性にオススメしたい時短ドライテクニック」についてお聞きしました。

VIEWS TOKYOを選んだ理由は、女性でも長く働きやすい環境だったから。

結婚したい。子供がほしい。働きたい。いつまでも輝き続けたい。そんな思いを持ちながらもキャリアを諦めざるを得ない女性は多いのではないでしょうか。今、注目の若手ヘアスタイリスト 佐伯さんは将来について考えることがあるという。

「数年前から友人の結婚式に出席することが多くなり、自分もいつかは出産や育児の時期を迎える。そうなったとき、自分を指名してくださっているお客さまはどうなるのだろう。仕事はどうすれば。モヤモヤ浮かんできますよね。1番はやっぱり、大好きな美容師という仕事を続けたい。そんなときVIEWS TOKYO代表の長尾と出会いました。長尾はオープン前から【スタッフが長く働ける環境を作る】ことが目標でした。女性だけでなく、美容師という職業は約7割がスタイリストになる前にさまざまな理由で夢を諦めてしまう。せっかく難しい国家資格を取得し、厳しいアシスタント時代を過ごしてきたのに、辛い選択ですよね。女性に対しても同様。出産育児で一度辞めざるを得ない環境もあると思います。代表の長尾は、せっかく同じ仲間なんだから、サポート体制のある職場環境を作りたいという思いが強かった。自分だけのためでなくチームとしてサロンを成長させたい。気兼ねなく意見を出せることはもちろん、産休や育休が取得しやすい環境だと思います。

店内がとても明るい雰囲気でスタッフさん同士の感じも良い。働きやすい環境はお客さまにも影響しているそう。

「スタッフ全員で支え合い、良い意味で刺激し合っている。お客さまも良いオーラを感じてくださっていて、サロンを家のような感覚で利用してくださっています。気を張らずに楽にしてほしいんです。嬉しかったことはこれまで数々のサロンに足を運んだ方が、シャンプー中に口を開けて寝ているのはここだけと教えてくださったことです(笑)。」

 

安心できる環境作りには女性ならではのポイントもあるという。

女性スタイリストの強みは共感力。お客さまの今の気持ちや今やりたいことを一旦受け入れ寄り添う。そうすることで信頼関係が生まれ、より輝かせることができる。」

 

信頼関係や人との繋がりを大切にする佐伯さんならではの将来のビジョン

「地元が北陸で、新潟にはVIEWSの系列店もある。東京と地元を往復して働きたいですね。お世話になってきた方々へ還元したいです。」

 

第一線を駆け抜ける女性スタイリストならではの、人を惹きつけるヒントも。

いつでもポジティブで高い自己肯定感を意識してほしい。そういった方は内側から輝いているし憧れるから。自分を信じて楽しく生きよう!」

 

普段から効率よく動くことを意識している佐伯さん。同じように働く女性に時間を有効活用してほしいと、佐伯さんが考える時短ドライテクニックを伝授。やりがちな非効率な乾かし方も併せて教えてくださりました。

「使うのはマグネットヘアプロドライヤーゼロ。風力がトップレベルに強くてあっという間に乾きます。このドライヤーはなんといっても風量3段階と温度5段階を切り替えて、どんな髪質の人でもなりたいスタイルに仕上ることが特徴。私はダメージ毛で乾きにくいので、まず根元を風量High、温度80~100℃で一気に乾かします。よく毛先や中間から乾かす方が多いけど、水は下に向かって降りてくるので根元から乾かした方が早く乾くんですよね(笑)。8割程度乾いたら、毛先はMid60℃に切り替える。ダメージ毛には低温の方が水分を内側から保ちながら乾かせます。早く乾くのにしっとりするから働く女性や忙しいママさんの味方だと思います。」

 

 

毛先に向かい温度を下げるとしっとりまとまるヘアスタイルになるという。

3段階の風量と5段階の温度を切り替えることができるドライヤーゼロ。デジタルインジケーターが分かりやすくかっこいいと好評。